文筆家兼イマジニア 増田(maskin)真樹
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『 iPod COLLECTION BY BEAMS 』の革命

2008年5月20日 19:56 先勝 by maskin

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Of course I snapped myself up a 3rd Gen iPod as soon as I could.Image via WikipediaiPodは発売以降、年々スタイリッシュになり、もはや「ITガジェット」の殻を破ったといってもいい。これまで、アパレル・アクセサリーメーカーがセンスのいいiPod向けケースなどをリリースしてきたが、ついにセレクトショップ『BEAMS』が、iPodの正規販売代理店となる日がきた[L1]・[L2]

「iPod COLLECTION BY BEAMS」[L](ちなみにこれはタイトルと同名のiPodアクセサリー・現在入手困難)

振り返れば、ほんの7~8年前、まだITは「かっこ悪い」の象徴だった。
当時、ITを一般に受け入れてもらうべく執筆啓蒙活動を続けていた筆者は、集英社BARTや、古い時代のGQ JAPANなど、ファッションカルチャー誌にIT文化のよさを伝える記事を持ち込んでいた[M]。Job再臨後のiMaciBookは、辛うじて紹介できたが、スマートなITピープルを紹介することはできなかった。

その後、2003年頃から始まったブログムーヴメントにより、「IT系」という言葉が大衆化し、Web上の住民(ネチズンは死語だよね?)が爆発的に増えた。そのせいか、ドリコムの内藤さん(CEO)などファッション誌を飾るほどのイケメンも多数登場し、ファッション誌でIT系の記事を見かけないことの方が難しくなってきた。

この状況を「ITの定義が変わってきた」ととらえるか、「iPodなど一部のガジェットがジャンルをこえはじめた」ととらえるか、議論が分かれると思うが、いずれにせよ、ファッション→ITという関心軸の変容は、想像以上に大きいのではないか。

とはいえ、当然、アパレル専門店ではサポートは難しい[L]

 扱うのは、iPodシリーズ(「iPod touch」「iPod classic」「iPod nano」「iPod shuffle」)の一部カラーや容量を除く全ラインナップ。店頭ではアップル社製品に対応する無償保証サービス「AppleCare Protection Plan」も販売。商品引き渡し後の修理などの窓口はアップルに一任する。

あれだけ、商品に関して口うるさいBEAMSがそんな対応をしていることに、正直がっかりきた。結局は、セレクトショップであるBEAMSが消費者のチャネルに合わせて在庫を並べただではないか。

そもそもAppleはすでにファッションリーダーとしての位置づけを確保しているのではないかと考えることもできる。こちらの記事では、展示風景を写真に納めている[L]が、Apple Storeのディスプレイの方が完全に上回っている。もしかすると、BEAMS→iPodという食指が革命的なのではなく、iPodが価値観の壁をこわしたと考えてもいいのではないだろうか。Apple Store Lenox SquareImage by Brisan via Flickr

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