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ロボットvs人力インデキシング勝敗の行方!?、Taggy.jpは最強のCGM検索エンジンといってもいいと思うんですよ

2007年3月28日 21:48 大安 by maskin

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Googleを筆頭に、ブログ検索のTechnoratiなど、いわゆる検索エンジンは多様を極め、かつ技術も日々高度化してきました。これらの基本的な動作は大量のページを自動的に収拾し、ページ内に記述された文章を解析しキーワードで検索できるようにするというものだというのは周知の通り。さらにはリンク先や被リンク、メタデータなどの付加情報を組み合わせて、より高い精度の検索機能を提供するサイトがほとんどです。ただ、未だに最強といわれるGoogleでさえ、「なんでこのサイトが一番上なの?」といったおかしな検索結果を導き出してきますので、文章の解析というを自動でというかロボットでやるのは本当に難しいのだなと感じています。

ただ、内容を見定める作業を人間がやったらどうなるか? もちろんノイズもあるでしょうが、沢山の人が情報確認作業をしたとすれば、「わけがわからない」という状況は起こりにくくなるのではないでしょうか。ちなみに、Googleのサービス紹介のページには、「鳩がページ確認作業をしています」と書かれています。

「情報を見定める」と言うことはどういうことでしょう。思い浮かべられるのは図書館の「分類カード」です。ブログについての本なら「コンピュータ」の棚にあるでしょうね。けど、今やブログは技術的なツールとは言い難くマーケティング活動も活発です。なので、「経済」とか「マーケティング」の棚にもあって欲しいですが、図書館の場合は複数種類の分類が行われるているところはなかなかありません。しかし、ソーシャルブックマークなどで使う「タグ」なら、複数つけても問題ないでしょう。というか、タグこそが「人が、情報を見定め、キーワードを付与する」、人的インデキシングだといえるわけです。

今や、タグは、ソーシャルブックマークはもちろん、ブログ、写真、動画など、ありとあらゆるものに付与されています。ネットエイジの完全子会社の「Taggy.jp」は、そんなタグと、それが付与されている情報を集めまくって、検索できるようにしてくれるサービスなのです。

ロボット収集型検索エンジンとの違いは、キーワード検索における結果の精度です。例えば、一般的な言葉「餃子」を検索してみましょう。

Googleで「餃子」を検索

トップには「餃子 – Wikipedia」が出てきました。餃子について知りたい人にとって、もっともらしい安心できる結果ですね。いわゆる辞書的な情報がトップに並びます。情報をくまなく収集して分析しているGoogleらしい結果ですね。けど、餃子を辞書で引く人はどれくらいいるのでしょうか。

Taggy.jpで「餃子」を検索

Taggyでも同じ検索をしてみました。Taggyは「ニュース」「ビデオ」「ブログ」「ブックマーク」「フォト」「PodCast」を一気に検索してくれます。ニュースの結果のトップは「Yahoo!ニュース – 毎日新聞 – <ぎょうざ>消費額は日本一 静岡・浜松」で、宇都宮に住んでいる私としてはとっても気になります。また、なんとニュース結果の5見目に「宇都宮・餃子専門店「正嗣(まさし)」がでています。

なんで驚いているかというと、宇都宮で一番おいしい餃子なのです。しかし、宇都宮が餃子で有名になってマスコミやら観光客が訪れてもこの店だけは広告を出さず、取材にも応えませんでした。しかしこの数年で口コミでめきめき人気になってきたのです。マスコミ拒否なのでいわゆるウェブ上の情報はきわめて少ないのでGoogleにはなかなか引っかかりません。しかし、タグという利用者の意見が反映されるメディアだからこそ、本質的に有効な情報が上位にでてきているのです。

また、タグを付与するのは情報感度の高い利用者だろうと容易に想像できますが、そういう利用者が利用しているからこそ、検索結果に集まる情報は最新で有効なものが多くなっています。ただ、当然Googleほどのカバー範囲はないですし、「タグがつけられたもの」という条件があるので、ある特定の分野では情報が少ないこともあります。しかし、ここまでくるとGoogleで検索する理由は「より大量の情報を探したい」というときくらいかなと思えてきます。ブログ専用検索エンジンは最新情報を探すのに有効ですが、探すと言うよりは、特定のキーワードの頻出度を調べるたいときに、リマインダーなどでつかうもののように思えます。

Taggy.jpの実力は、利用者の実力といえそうです。CGM検索エンジン、もしくは検索エンジンのデータベースともいえるインデックスを生み出すCGI(ConsumerGeneratedIndex)といってもいいかもしれません。Taggy.jpの弱点はデザインくらいで、その辺が改善され、もう少しブログなどとの連携が強まれば、利用者ももっと増えるんじゃないかなと期待します。

実は、このサービスの構想が誕生した瞬間、私も立ち会っていました。タギー社の石上社長が日曜日に「マスキン、タグの検索エンジンてどうかな」と電話を掛けてきて、月曜日にはTaggy.jpドメインがネットエイジのオフィスの一角で登録されました。それから何度となく石上社長とは議論を繰り返しました。問題点も考えつくけど、どうしても可能性がないとは思えない、そんなわくわくサービスが今、現実にここにあります。すごくいけてる感じで使えるのに胸がどきどきしています。

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