あのひと検索 SPYSEE [スパイシー]なるものを発見[L]。人の名前を入力すると、ウェブ上にある情報からいろいろ調べてくれて、関連する画像や書籍、記事などを整理して、その人専用のページを作ってくれるというもの。
目玉は、それらの情報を分析して、「○○系」といった構成要素の円グラフを作ってくれるという点。他人のグラフをみると「あー、なるほどそういう人なのか」という具合にその人を知ることができるし、自分のグラフをみて「え、自分ってこういうポジションだったの?」という発見もある。
(ちなみに上のグラフは「増田真樹」で作ったものだが、学者等が多いのは単に過去「学術系」発のコンテンツが多かったことに過ぎないと思う。一方で見どころは「その他」が多いところ。雑食なのである)
もう1点、他の人物との関係をグラフ化してくれるという機能もある。
ソーシャルグラフとか、人と人との関係をあらわすグラフは曖昧でろくなことがないのが定説だが、こうして機械的に人脈を表されると逆に、ウェブコンテンツとリアルの世界と関係性について考えさせられることになる。
つながりに出てくるみなさんはもちろん面識があるのだが、実はウェブ・リアルともにアクティブに活動していた1〜3年前の情報で成立されているのだ。現在、2年に渡る闘病生活を経て復帰したわけで、その間の経過は反映されていない。当然といえば当然なのだが、blogging(ウェブに記録しつづけること)は、リアルとネットを有機的に結びつけているなと思う次第。
一方で、ネット上にでる情報は、あくまで「パブリック」なものに限られていることにも気づかされる。プライベートネットワークでの出来事は、公的にしていないので、その経験値はセマンティックウェブには反映されていない。パブリックとプライベートの比率は人によって大きく異なるだろうが、「自分」をどれほど伝えてくれるか?と考えると、上手なインタビュアーに内面を引き出されるほどの魅力はないとしかいいようがない。
繰り返すが、基本的にこのページは、ウェブ上にある情報だけを機械的に集めて「個人」という単位で整理したものだ。しかし、下手にプロフィールページを作るよりは、自分自身を手軽に(メンテフリーで)一般に伝える媒体としては使えるといってもいいだろう。
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