間も無く受賞式を迎えるノーベル賞受賞者 益川敏英氏のビデオをいくつか覩ていたら、興味深いエピソードをみかけたので紹介しよう。
何らかの会合の映像で司会役が「益川先生、、」というと、益川氏が「こら」と抑制するのだ。「益川くん、でいこう」と益川氏が提案する。かしこまった司会は、いいずらそうに「益川さん」と言いなおす。
益川氏いわく「研究に上下関係は必要ない」という。
それを聞いて、感動で身が震えてしまった。
筆者は昔から強烈なバイアスを持つ「先生」という言葉が嫌いだ。
その人物がどういう人なのか理解もせず、「先生っぽい位置付け」にいるだけで無条件に尊敬される。また、「先生」と呼ぶがわにも何か変な奢りがある。
それが気持よいという人も大勢いる。
いつももてはやされるし、何かと楽だ。
しかし、益川氏は、そこを真っ向から否定し、つらぬいている。
どうやら、氏にかぎらず、名古屋大学で活躍した生徒、指導者はみんなそういう勢いがあるようなのだ。
「研究に上下関係は必要ない」と言葉は名古屋大学 故・坂田昌一教授が自由闊達な風土を生み出そうとした際にしばしば使っていた言葉だそうだ。
今回のノーベル賞では2人が名古屋大学出身。
素晴しいと思うし、こんなところで学びたいと思う。
そういう文化を実践し、共に活動できる仲間と生きていきたいと思う。



コメントをどうぞ