
年末年始は自らの日常を振り返り心機一転するのに最適な期間ではあるが、よい刺激がないとダラダラしてしまいがち。筆者も倦怠感につきまとわれていたのだが、忘年会をやっていた居酒屋チェーン「笑笑」のトイレにかざってあった額の言葉に心をすっかり奪われてしまった。
その名も「親父の小言」。オヤジというと堅物をイメージしてしまうのだが、なかなかジンとする言葉が書いてある。
親父の小言
笑笑で「親父の小言」湯呑みを売っていたので早速購入。湯呑みに書いてある小言を一部お伝えしよう。
朝きげんよくしろ
人には腹を立てるな
恩は遠くからかえせ
人には馬鹿にされていろ
年忌法事をしろ
家業には精を出せ
働いて儲けて使え
人には貸してやれ
ばくちは決して打つな
大めしは食らうな
自らに過信するな
戸締りに気をつけろ
何事も身分相応にしろ
泣きごとは言うな
神仏はよく拝ませ
人の苦労は助けてやれ
後始末はきちんとしろ
水は絶やさぬようにしろ
怪我と災は恥と思へ
難儀な人にはほどこせ
貧乏は苦にするな
借りては使うな
義理は欠かすな
大酒は飲むな
年寄りはいたわれ
家内は笑って暮らせ
一つ一つはシンプルだが、人生の経験にもとづいた深い意味があると思う。
この「親父の小言」は「親父の小言?大聖寺暁仙和尚のことば」という本の著者・青田暁知氏の父で福島県大聖寺の「暁仙和尚」によって昭和3年、和尚が33歳の時に書かれたもの。それから30年ほどたって近所の商店で売りに出されたのが評判をよび、またたく間に全国に広まったという。

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