文筆家増田真樹(maskin)です ¦  Twitter ¦ 

Jul11

怒ることが ’しつけ’ と勘違いしている親が多すぎる

先勝 by maskin

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また、子供に関することです。

先日、とある昆虫博物館にいってきたのですが、3歳に満たないくらいの子が号泣しているので、何事かと?、息子とそばに行ってみると、お母さんが真っ赤な顔をして黙りこくっているんです。周りに池もあり、3歳児が動転して落ちたりしないかと、息子と”どうしたのかな?”なんて言いながら近寄ってみると、お母さんが急に大声で怒鳴り出しました。

なんで何度いってもわからないの!!だめといったらだめなの。わかるまで、許さないからね!

こっちが怖くなるくらいの怒号で、小さな男の子は、恐怖に負けてわけもわからず、ウンウンといっているんです。

よくありがちな「叱りシーン」のように見えるのですが、相手は3歳以下。話もわかるかどうか微妙な年代。言葉がちゃんと話せない子も多く、自分から説明したりすることもできない、まだ、おむつも離れているかどうかわからない乳幼児なんです。

お母さんもイライラがつのったりしているのかもしれないけれど、これを「しつけ」と思っているのなら、大間違いだということに気づいてもらいたいものです。子供は恐怖を感じるだけで、なにもしつけられてない。

このことについて、ショックを受けた、僕の息子と少しこのことについて話してみました。
私:「かわいそうだったね。」
息子:「うん。同じことをされたら、嫌だと思う」
私:「怒られたあの子は、よい子になると思う?なれると思う?」
息子:「僕は、怖くてたまらないだけだと思う。何もする気にならない」
私:「お母さんは、怒るだけで、あの子に(あぶないということを)教えようとしなかったね」
息子:「どなったって、僕はわかんないよ」

最近のニュースでもよくありますが「しつけで殴った」という事件。力余って殴り殺したり、日常化していたり。まるで暴力に教育的効果があるとでも思っているかのような親、そしてそれを容認する社会の存在が怖いと思いませんか? 現在三十代の僕たち、いや、僕の田舎だけかもしれませんが、軍国主義の名残か、暴力をふるう教師はあたりまえのようにいましたね。竹刀を振り回す教師が、学校の中を闊歩している・・・異常ですよね。

これらはただの暴力ですよ。
暴力に、抑止力はあるかもしれないけど、何かを理解するプロセスに何の手助けもしてくれません。

厳しく叱る必要があることもあります。間違いが大きなリスクを負うのを防ぐためなどです。この場合、「(子供に)理解してもらい、ルールや考え方を身につけてもらう」という目的があるわけです。感情に任せて怒るのは、言葉の暴力以外のなにものでもありません。

「しつけ」という言葉を大字泉で引いてみると、しつけ糸のことが書いてありました。

裁縫で、縫い目や折り目を正しく整えるために仮にざっとあらく縫うこと

しつけも、これと同じで、子供たちに、道筋を与えることだと思います。
子供たちが自分たちで理解し、自分であるけるように。
決して、きつく糸を縛ることではなりのです。

save the children

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7 件 怒涛の書き込み to “怒ることが ’しつけ’ と勘違いしている親が多すぎる”

コメントをお待ちしています, トラックバックURLはこちら

  1. Jul11
    石川10:51pm:

    はじめまして。WordPressのダッシュボードから来ました。

    おっしゃるとおりだと思います。
    母親もストレスからこういう行動に出てしまうのかもしれませんが、子供をはけ口にしているだけのような親も見かけます。怒る、叱るの区別がなくなってしまったことも気になります。

    ただただ優しいだけの親だったり、怒ってばかりだったりと、躾にメリハリがないのもいけませんよね。

  2. Jul11
    g-san110111:06pm:

    ごぶさたいたしております。
    外から見ていてとても母親の怒り方がすごかったのですね。
    それをみた後にお子さまとそのことで話しをするところに、maskinさんの親としての子どもとの向き合い方の聡明さを感じます。

    「しつけという名の暴力」はいけないと私も思います。
    ただ、周りも気にせず大声でわが子を怒る母親はいかがなものかというのはケース・バイ・ケースなのかもとも思います。

    これまでの経緯があり、親として譲れない線を子どもが越えたのならば、子どもになんとしてもそのことを感じてもらう必要はあると思います。
    いつもうまくしつけられたらいいのでしょうが、親も子どもとともに成長するものでうまくできないこともあるでしょう。

    大声で怒ったお母さんが上手に怒ること使っていればいいなぁと思います。

  3. Jul12
    maskin10:00am:

    >石川さん
    はじめまして。ありがとうございます。
    共鳴してくださる方がいてうれしいです。

    blogおもしろいですね!
    プロフィール拝見しました。「人とのつながり、語学、映画・音楽、食、子育てなどについて書いています」に共感しました。
    唯一、語学は自慢できるものではないのですが、今、再勉強しています。

    今後ともよろしくお願いします。

  4. Jul12
    maskin10:05am:

    >g-san
    こんにちはー
    「感じてもらう」必要は、いろいろなケースにおいてあると思います。
    本文で書いたのですが、(自戒を含め)感情にまかせっきりになってしまうのは、避けたいなと思います。ただ、感情的に生きるのを子供にみせることは、大切ですよね。

    子供が理解できる&ためになる言葉と感情がシンクロすると、子供は不思議とちゃんとまっすぐみてくれるものですね。

  5. Jul12
    maskin10:08am:

    あ、あと、こういう親は、子供の目線で話さない人が多いです。
    と、、なんか批判的な書き方はいけないですね(自分だってほめられたものではない)。僕は、いつも子供の目線にしゃがんで、子供たちと話をします。対等に構えて、初めて、意思の疎通ができる気がするんです。

    子供相手のボランティアをやってきましたが、心を痛めた子供は、目線で話をすることを覚えていないことが多いんです。だから、大人の言うことは効かない、というか聞けない。不信感を感じているんですね、大人に対し。

  6. Jul13
    石川12:16am:

    この頃は、おかしな親が出てきたというニュースばかりですが、ブログを見る限りではかなり深く考えている方が多くて励みになります!

    おそらくキレてる方がメディアとしても話題として扱いやすいんでしょうが、真面目に考えている方にもっと焦点当ててほしいものです。

    こちらこそよろしくお願いいたします。また来ます。(^_^)

  7. Oct22
    通りすがり8:42pm:

    はじめまして
    >現在三十代の僕たち、・・・軍国主義の名残か、暴力をふるう教師はあたりまえのようにいましたね。

    本当にそうですよね。生徒が明らかな違反行為をした場合の体罰は「まだ」納得できるのですが、当時の教師の中には教師の威厳を保つため、生徒になめられないため、などの理由で言いがかりをつけて生徒を殴るものもいました

    とある教師は、学校内で人気のある生徒を殴ってしまっては生徒が団結し教師に反旗を翻す恐れがあるので、クラス内であまり人気の無い、かばってくれる友達のいない生徒に目をつけ、「授業中にあくびをしたな」などの理由で授業中の教室内で鼻血が出るまで顔面を殴り続け、その生徒を見せしめとして利用しました。

    今なら当然クビになると思うのですが、当時はそのような教員がのさばっていたんですよね・・・
    「指導力不足」としてクビになる教師の年代別の割合をみてみると最近の傾向では40〜50代が一番多いんだそうです。
    今30代前半の人たちが小学校高学年~中学生の頃に若手教師として在籍していた人たちでしょうか
    バブル期に人気の高い民間企業に就職できなかったため仕方なく教職を選んだ人間がやる気も適性も無いのに教壇に立ったため体罰とも呼べない暴力を振るい生徒の大切な学生時代に影を落とし自業自得でクビになる。一番の被害者はその教師達に当たった当時の生徒達ですね。今更言っても仕方が無いのかもしれませんが

 


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