僕たち日本人は何をしてきてしまったのだろう 〜63年目の夏
今年も終戦記念日がやってきた。
昨年の記事。
「三光作戦むごさ切々 東大和の元陸軍兵士 渋谷で14日加害証言、でっち上げ論憤り」(2007/08/09、東京新聞)
日中戦争の発端となった盧溝橋事件から七十年。東京都東大和市の元陸軍伍長金子安次さん(87)子さんは一九四〇年十二月、二十歳で徴兵され、中国山東省・青島に上陸。臨清など五つの街を拠点に八路軍(共産党軍)を捜して山村を転々とした。八路軍やゲリラの根拠地に対し「焼き尽くし(焼光)、殺し尽くし(殺光)、奪い尽くす(搶光)」といういわゆる三光作戦を行った。
この記事の中で、
「古い兵隊が女の人に乱暴しようとして抵抗され、真っ逆さまに井戸にぶち込んだ。これを見た四、五歳の男の子が『マーマ、マーマ』と泣いて自分から井戸に飛び込んでしまった。苦しんで死ぬのがかわいそうと思ったのか、その兵隊が『手りゅう弾をぶち込んでやれ』というので、持っていた一個をぶち込んだ」
「当時はそういうことを平気でやった。同じ年ごろの子どもを見ると胸にこたえる。ちょうど孫が同じくらいの年ごろだよ」と金子さん。
近年、三光作戦を「中国側のでっち上げ」として、金子さんのような元兵士の証言を軽んじる動きが強まっている。歴史教科書の記述の削除も目立つ。
これに対し、金子さんは「うそを話す理由がどこにあるのか。われわれは学校で教えられた通りに天皇のために、お国のために戦った。それで中国で戦犯となった。それが罪を犯した何よりの証拠だ」と憤る。「でっち上げだと言う人には、戦地に行ったことがあるのかと聞きたい。一人でも二人でも信じてくれる人がいればという思いで、証言するしかない」
この記事の金子さんの発言に気になったのは「うそを話す理由がどこにあるのか」という点だ。本当にそうだ、嘘をつく理由はどこにあるのか。
事件報道でも常につきまとう。「理由」「動機」
最近、それを追求しない一方的な議論が目立つような気がする。
このような草の根レベルの勇気に対して、いわゆる「お国」の立場を主張する人たちが、「戦争はお国のため生まれたものだという誰かの言葉が生まれる。国という存在が人々のためにあるのなら、あれこれ考える前に「戦争反対」といったらどうなのか?言えないのは、国はある特定の権力者の利益のために存在するからなのか。
戦争の事実や、世界の勢力図の知識は私にはない。
あれこれ談ずる資格もない。
しかし、これだけはいいたいし、態度ははっきりしたい。
人殺しはごめんだ
戦争はごめんだ
子供たちに負の遺産という爆弾を送りつけることは
絶対にやりたくない
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