Second Life Grid、企業における仮想世界ビジネスの始まり

Second Lifeは、これまでリンデンラボが提供するグリッド(サーバー群)の上にサービスが提供されてきた。しかし、同社が新たにリリースした「Second Life Grid」プログラムを利用すれば、企業自らがオリジナルのサーバーを立ち上げ、仮想空間上の顧客に十分なサービスを提供することができるようになる。
従来のSecond Lifeと何が異なるか、Second Life Gridのトップページの説明文から説明しよう。
まず原文だ。
What is the difference between Second Life and the Second Life Grid?
Second Life is the showcase virtual world WHERE end users can create an infinite variety of content and participate in a robust virtual economy, free of traditional social and technological restrictions. The Second Life Grid is WHAT makes Second Life possible: a service platform that provides scalable server infrastructure, highly detailed and configurable features, field-proven customer service tools, and a massive existing base of end users and user-created content that can be leveraged in your own virtual world offering.
日本語にざっと訳して文章を直すとこうなる。
Second LifeとSecond Life Gridでは何が違うのか?
Second Lifeは、エンドユーザーが自由にコンテンツを創造でき、リンデン社が構築した仮想経済に参加できる、従来の社会的技術的制約を解放する仮想空間のショーケースです。一方、Second Life Gridでは、拡張可能なサーバーインフラ、詳細に設定可能な機能、Second Lifeで培われた利用者向けツール、そして既存のSecond Lifeユーザーと、ユーザーが作った大量のコンテンツという充実した基盤を自分自身の仮想空間で使うことができます。
これまでの企業における仮想空間参入は、Landオーナーになったり、建物を建てることしかできなかった。そこでできることと言えば、やたらとコストをかけて作った建築物や動画の再生程度でしかなかった。しかし、Second Life Gridを使えば、カスタマイズされたサービスを提供できるようになる。例えば、独自ルールのゲームを開発するなんてこともできる。
なお、現時点で、Second Life Gridを提供するパートナー企業を検索できるが、今のところ日本のパートナーは表示されない。今のところ金額や契約条件などは調べている最中で不明だ。
注意
Nockさんからコメント欄で指摘があるとおり、私の思いこみとつたない英語力で、誤解を与える記述になっている可能性があります。これまで上記でかかれているようなサービスは分散的に行われていたのですが、それを統合しつつ、さらに独自グリッドを提供した、という認識なのですが。ご指摘によると独自グリッドはすでに提供されているらしく、そうなると新しいGridサービスという説明では意味が異なってくると思われます。
【関連URL】
・Second Life Grid
・リンデン社のリリース(blog)
http://blog.secondlife.com/2007/09/04/introducing-the-second-life-grid/
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少し内容が違うように思います。WHATと WHEREが強調されているように、今回の GRIDは言葉の定義を明確にしたということではないでしょうか。
たのページで説明されているGRIDの利点として現状の SLの特徴である US100万ドル規模の通貨経済があることや 200ヶ国からの参加者がいることなどをあげていることからも別グリッドの話をしているようには思えません。
なお、参考までに独自のグリッド提供は従来からもありました。teengridもそうですがメインマップで protectedになっている箇所が数箇所あるのがそれにあたります。
改めて見直してみましたが定義としては公式ブログ発表の二番目の段落が明快だと思います。製品としての仮想世界をあらわす「Second Life」、技術基盤そのものをあらわす「The Second Life Grid」。
各方面にブツブツ言っていますが、公式ブログの重要事項は日本語訳も流して欲しいですよね、ほんと。
こんにちは。いつもありがとうございます。
独自グリッドの提供が一般サービスとして提供されていない(のでは)という前提で見てました。。
ただ、グリッドは複数サーバーで構成されているので、別のグリッドスキームが構成されるわけではないと思います。つまり現在のいわゆるグリッドの世界に、SIMを中心としたカスタマイズ可能な部分が追加されてくる感じのようです。
公式ブログ、見てませんでしたが、おっしゃるとおりですね。読者の皆さん、いちどそちらもごらんいただければと思います。
とにかく、日本語もそうですけど、情報が足りないですね。
バーチャルワールドサミット…
10月17日の講演でもGriidは同時通訳で聞いたこともあり、わかりにくいかっ&…..