WiFiコミュニティのFONは、英大手ISPブリティッシュテレコム(BT)と、Co-ブランディングによるサイト「BT FON」を開設。BTのブロードバンド会員300万人のWiFiルーターのうち、同意した者に限るが、FONのWiFi機能が解放される。これにより、BT FONユーザーは、他の会員のWiFi電波を共有できるようになるという。

自宅やオフィスのWiFiルーターの電波を、他のユーザーに供給することで、自分も他人のWiFiの電波を使えるという互助作用を用い、WiFiホットスポットを拡大していこうというFON。日本では、2007年4月11日に会員1万人を超えるも、無料WiFiホットスポットの恩恵を受けられるのは(注意:無料になるには、自らFONでWiFiを公開する必要がある。一般利用者は有料。)密集した首都圏のごく一部のみであり、「FONの電波は狭い範囲にしか届かない。極小の点を集めて、線や面になるには相当な時間が掛かるのでは?」とその有効性が疑われ始めていた。
今回、大手ISPとの提携により、線や面に急速に近づけようとする意図が読み取れる。日本ではBB.exciteがISPとして提携しているが、爆発的推進力にはなっていないようだ。
しかし、FONも黙ってはいない。従来の5倍の出力を持つアンテナの提供。より高速で高機能なFONルーターの開発。また、FON海外圏では、FONを使って有料のアクセスポイントを運営することで、その収益の一部をユーザーに還元するサービスも開始している。日本ではインターネットカフェすら風前の灯火だが、還元率50%という高レートが運営者のやる気を促し、一気に線が生まれるかどうかが注目される。
【関連URL】
・WiFiコミュニティのFON
・BT FON(英語)
・Introducing the BT FON Community, Wi-Fi everywhere in the U.K. | FON Blog






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