
朝日新聞の記事によれば、
奈良県大淀町の町立大淀病院で2006年8月、出産中の妊婦が19の病院に転院の受け入れを断られた末に死亡した問題で、遺族が町と担当医師に約8800万円の損害賠償を求めた訴訟で、被告の大淀町側の代理人が事実と異なる経緯を準備書面に記載していたことがわかった。 誰でも書き込みができるインターネット上の百科事典「ウィキペディア」からそのまま引用していた。
という。なんともお粗末な事件。被害者側はどれだけやるせなかっただろうか。お気持ち察します。
問題となったページはこちら[link]
こちらには、間違いがあった経緯が残されています。しかし、それも上記の記事のコピペ。
被告側代理人の米田泰邦弁護士は「書面作成にあたってウィキペディアを参照した。具体的な日付まで書いてあったので、間違いがあるとは思わなかった。争点に関係ないので、被告の大淀町に刑事告訴の有無などの事実経過は確認していない」と話した。
どこに真実があるかわかったもんじゃないですよね。真実を追求するつもりがないんでしょうか。
(遺族である)晋輔さんは「法廷は真実だけを述べる場だと信じていましたが、亡くなった実香の人格を何度も何度も踏みつけにし、私たち遺族を二重、三重に傷つけるこのような行為を決して許せません」と話した。
ウィキペディアは真実を延べる場所ではなく、みんなでこぞって辞書をつくる場所に過ぎないわけです。
真実が流れることもありますが、筆者から見ると間違いの方が目につきます。そこで修正したい人が参加し、内容がさらに進化するリアルタイムウェブなわけです。その時点での事実は残りません。
こういうITメディアリテラシーってものも、そろそろレベルアップして欲しいと感じています。



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