すでにテレビや新聞のニュースでも取り上げられているが、難病治療のための募金活動の詐欺と思われる事件が発生している。埼玉医科大病院「おさむちゃんを救う会」(佐藤 徳次郎 代表)として、1億七千万円が必要と、募金活動を実施。しかし、ホームページに不審な点がある。他の難病治療で募金を募った方々のホームページの各部をコピーしてつくられているのだ。
すでに閉鎖されたホームページをアーカイブサービスの魚拓でみてみると、まず目につくのが「あみちゃんを救う会」のホームページの構成とそっくりなのがわかる。また、掲載されていた写真が別人と思われるものだったり、記述に矛盾が見られるというのだ。さらに、募金活動を表明しているにも関わらず、その実態は無かったという。
また「おさむちゃんを救う会」は、国際移植者組織トリオジャパンの支援を受けていると書かれているのだが、無関係らしい。そのトリオジャパンのコメントが本日の報道で多数紹介されている。
トリオ・ジャパンは、外部から問い合わせを受けて9日に事態を把握。埼玉医科大病院とも連絡を取って該当する男児がいないことを確認し、警察に通報するなどの対応をとった。
(産経新聞2007/10/11付け)
入院しているとされている埼玉医科大病院も治療したことはないという。これらの発覚につながったのは2ちゃんねらーの通報だと考えられている。実際、この支援団体が都内で活動を始めた10月3日からまもなくすると匿名掲示板「2ちゃんねる」上で、ホームページなどの内容に多数の疑問点があることから「詐欺ではないか?」という声が掛かっていた。
結局、名前を使われたトリオ・ジャパンが、被害者として事実確認に動いたことがマスコミや警察が行動をおこしたことにつながったと思われるが、かなり早期に2ちゃんねらーが疑問点に気づき、通報当の活動を起こしていた。
ただ、これが完全なる大衆知による善意かというと、そうでもない。2ちゃんねらー(というか一般大衆)の中には、募金で大金を募る行為を不快と感じる輩が少なくともいて、これまでたびたび一方的な批判や、匿名性に身を隠した卑怯な攻撃をしてきた経緯があるからだ。今回、多数の2ちゃねらーによる疑問をつく行為が見事に犯罪の確信をつく結果となったが、果たして善意があったのかは疑問である。いずれにせよ、群衆に冷静に事実を見極めて行動すれば、このように真実へと導く轍がうまれることを改めて感じることができた。
なお、日本には数え切れないほどの難病募金活動が行われている。「〜くんを救う会」で検索してみると膨大な数の募金ページが行われている。また、テレビなどと連携し、億単位の募金を集めたという事例が多数あるが、募金を集める団体の所在や財務諸表が不透明なケースが多い。今回は、それに便乗した詐欺事件と締めくくっていいだろう。やはり、不正を見逃さないとする大衆の力は強いのである。
【関連URL】
・www.osamu-help.comの魚拓
・blogs.yahoo.co.jp/saveosamu/の魚拓
・拡張型心筋症
・「へいわぼけ」さんが詳しい
・救う会について考えるブログでも「「おさむちゃんを救う会」HPを削除」









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おさむちゃんを救う会http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071011/crm0710110708001-n1.htm. ガチで死ぬ死ぬ詐欺出現なわけだが。 それはともかく。 子供のなまえがDQNネーム、稀星ちゃんを救う会、とか…
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「1.7億円でおさむちゃんを救おう!」に詐欺疑い濃厚アメーバニュース「おさむちゃんを救う会」に詐欺の疑いが濃厚となっている。 この件は、「拡張型心筋症」という難病を抱える鎌…
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