「ブログはつまらない」発言で大騒動!?
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いやいやびっくり。ブログカレーディナー常連であるブログ推進の方々が、「ブログはつまらない」という発言に大手を振って反論しているのだ。どうしたんですか?
事の発端はこのエントリー。RTCカンファレンスというイベントの告知分に対して不服があるのだそうだ。
このイベントは
参加者が、ネット・金融・キャリアに関わる旬の題でディスカッションするオープン型の勉強会議です。
情報感度の高いビジネスパーソンや学生が、ホットトピックスについてリアルタイムにディスカッションして思考を拡張し、新たなコンテクストを導き出して再発信していくことを目的としています。
とのこと。小さなイベントようだ。これだけ著名なブロガーがこぞって批判するようなことではないと思うのだけど、何があるのだろう?
そもそもこのエントリー、読んでみてもあまり疑問に感じることがないのだが・・
批判ブロガーの方々の内容をみてみると、この部分がひっかかるらしい。
しかしながら、魅力的な文章でアクセス数を集めたブログの書き手たちはいつしかその熱量を失い、牙を抜かれた獣のように「丸い」文章しか書かなくなって更新自体も止まってしまうような姿が散見されます。
また、時期を同じくしてトラックバックスパムや悪質商法を促すようなブログ、SEO対策だけのために自動生成されるブログなどが増加し、ブログ本来のリンク関係や個人発言の信頼性、おもしろさがどんどんと失われて行きました。こうして、いつのまにか日本のブログは「なんだかつまらない」ものに成り下がっているように見受けられます。
まとめると
・エッジの効いた文章が目につかなくなった
・更新が滞るブログも多い
・トラックバックスパム、スパム・SEO目的だけのエントリーが増えた
・ブログ本来の良さが失われた
「丸い文章が増えた」というのは、この数年で急激にブログの数が増えたので、単によい文章が埋もれてしまっているだけだとは思うが、それ以外は単に事実が述べられている。ただ、確かに、強いメッセージとして整理されていない感はある。
一方で、反論の要旨はこのあたり
・等身大で続けているブログにこそ価値があるしおもしろい
・スパムなどの問題はあるが、解決策の模索は以前から続いている
という感じ。
わかるのだが、はじめに述べたとおり、ここまで強く反論するような内容には思えない。
一体何がおこったのだろう? 怒りの真意は、直接聞かないとわからないかもしれない。
この2つの意見の対立で、気づいたことがある。
キーは「dh memoranda」の平田さんの発言。
つまらないということは「シェアしてくれる相手がいない」か「自分と共感できるブロガーがみつからない」とか、そういうことじゃないかな。
まさに、そういうなんだろうと思う。
反論している著名ブロガー同士は各自日常的に交流があり、関心のある話題も共通している。こんなすばらしいことはないし、どんどんいいコミュニティとして発展してほしいと思っている。
ただ、筆者のように、会社運営や病気によって2年近く放置、なんとか復帰させようとしているが、外に出ることもあまりできず、なかなか以前のような熱い非同期コミュニケーションはしにくくなってきていると(とはいえ、前段に登場するブロガーのみなさんには、いつも心の支援をしてもらってます、が)、いくぶんハッピーではない。そういう意味では、私にとってのブログはおもしろくないものになっていて、現在は、どうにか復活させようと努力をしている途中だが、人との交流が少ないので、有意義なコミュニケーションというよりは、一方向メディアに近い状況だ。
ブログは「非同期コミュニケーション」である。電話が同期コミュニケーションだとすると、ブログは時間を超えた非同期のコミュニケーションである。単なる発信媒体ではなく、さまざまな要素が絡み合う、「対話のメディア」だ。共感できる仲間が増えれば、その人にとってのブログは楽しいもである。そういうラッキーなブロガーの総数は確実に増えているし、タイプも質も多様になっている。だから、「ブログ界」は楽しくなっている、といってもいいと思う。何百万人の「つらつら録」という膨大なアーカイブの存在価値は高い。
共感できる仲間が探しにくい状態になっている面もある。
少なくとも2003年から始まった日本のブログ普及の初期は、人数も少なく、共感できる人を探しやすかった。しかし、当時の雰囲気と比較をすれば、これから新しく仲間を増やそうとしてもなかなか共感できるブロガーに出会えないのは事実だろう。反論をしているブロガーは、日本のブログ黎明期に活躍してきた方だ。筆者もその頃に出会い、かけがえのないいい出会いをさせてもらったと思っていて幸せ。そういったいい境遇に出会ってない大多数の初期ブロガーからみた場合、いい感じのMyブログ環境に持って行くのは難しい状態になっているではないだろうか。また、一部のブロガー同士で、SNSと連携して村を作り排他的になるケースもあり、その状況を加速させていると見ることもできる。
以前から(すでに削除・著書やニュースなどで)書いた記事で「ハブ・ポータルの機能が不足している」と指摘し続けていたのだが、その状況はまだあると思う。いくら、毎日必ず読みやすく、資料性の高いエントリーを書いたとしても、流通経路が人の縁に偏ることが多く、単にブログを更新しているだけでは幸せな出会いに遭遇できるとは思えないのだ。その点、反論したブロガーの方々は、「彼らにとってのブログ」も「ブログ界」も“おもしろい”という評価になるだろう。しかし、「各ブロガーにとってのブログ」はおもしろいとはいえないのかもしれない。
まとめ
だらだらしてきたので、まとめると
・反論は行き過ぎのような気がする(ほっといてもいいでしょ?)(なんか背景がある?)
・ブログには「その人にとってのブログ」と「ブログ界」とがある
・反論ブロガーがいうとおり「ブログ界」はおもしろい
・「その人にとってのブログ」については「おもしろくない」という人が増えてるのかもしれないが、証明したり主張するほどの深刻なものではない
こんな感じだ。
問題こそあれ、ブログ界は進化している。
新しいことは少ないが「ブログはまだおもしろいし、価値はこれからも高まっていく」と筆者は思っている。
【関連URL】
・日本のブログは「なんだかつまらない」ものに成り下がったんですか?:[mi]みたいもん!
・ブログは本当におもしろい:dh memoranda
・日本のブログは、もっともっと面白くなります。:webdog
・「つまんない」って記事がおもしろかったりするブログ:[モ]Modern Syntax
・インターネットは何でできているんだろ:小鳥ピヨピヨ(a cheeping little bird)
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