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「ブログは自分のために備忘録として始める」という傾向を見いだしたのは2003年の春頃。最近の調査をみてのその傾向は変わっていないみたいですね。自分のことをさらけだす独白とまではいかないまでも、結構きわどいところまでプライベートにまつわることを記録し、公開している人が多いなと感じます。
ただ、アプリケーションの使用履歴や自分のフォルダの内容まで記録しようとまでは思わないのではないでしょうか。実は僕は非常に細かく仕事の作業履歴をつけています。それまでは素のテキストで入力していたのですが、しばらく前から「Slife」というMacOSX用のソフトを使っています。
ただ、使途がわかりにくいので、日本では受けないだろうなとこっそり使っていましたが、田口さん(百式)が紹介したので正直びっくりしました。
これはどのアプリケーションで何をしたかを克明に記録するもので、サイトの閲覧はもちろん、FTPソフトでの作業履歴、テキストエディタでの編集履歴、システム設定の作業履歴など、非常に細かい部分まで記録してくれます。何が便利かというと、自分の活動状況を鳥瞰することができるというところにつきます。特に僕は一人のプロジェクトが多いので、仕事をしている気がしても、その内容が実感に伴ってないことがあるので、その感触を修正するためにもこういうのは必要なのです。
また、なんとこれ姉妹サイトと連携することで、自分の活動状況を公開することもできるんです。
同じようなものに、マイクロソフトの「MyLifeBits Project」というものがあります。月刊アスキーの2007/02号で、野村総研の藤吉氏が「産消逆転」というキーワードでこれを取り上げ、ブログを発端とする個人によるコンテンツ創造の力が強まり、企業に浸透していった。今後、CGMの流れはさらに強まり、このようなライフログシステムが浸透し、企業へ導入されるようになるだろうと述べています。
僕はスタイル無きITカルチャーに産消逆転は起こらないと思うので、このライフログ的システムが容易に浸透するとは思いませんが、産消逆転についてはかつてWeb2.0と言われてきた「個人を中心としたウェブの形の潮流」を現す動向だと思い注目しています。
・Slife for Mac OS X
・マイクロソフト「MyLifeBits Project」



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