Yahoo!トップページのニュースで我が町「栃木」の話題が取り上げられている。以前、週刊アスキーでも影が薄いことをじゃっかん冷やかす感じで紹介されていたが、今度はJ-CASTニュースが「「日本一影の薄い」栃木県 財界が「目立つキャッチフレーズ」作戦」という記事を書いている。
そもそもは、日経リサーチが「栃木県の知名度は全国最悪」というレポートを出したことによるもの。別にテレビ番組でも「島根県に次いで”栃木はどこにあるかわからない県”」と報道されたりと、その評価は定着しつつある様相。

J-CASTニュースに書かれているが「出身県でわかる人の性格」(岩中祥史氏著・新潮社)で、県民性について「『おとなしく目立たず』が信条」と分析されている。他にも栃木県経済同友会のインタビューで渡辺憲郎主幹は「栃木の名産や著名物は全国的に知られていたと思っていた。『がつがつ前に出ない』県民性が影響したのかも…」と肩を落としたらしいが、それが「影が薄い」という結果を生んでいるのだろうか。
「がつがつ前に出ない」という発言の「前に出ない」のが県民性として掲げられるのはある種疑問もある。
というのは、ソニーの創業者、日立の創業者、演歌作曲の第一人者、船村徹、家電を広めたコジマ電気などなど、時代を想像した人々が多数排出されている。宮崎駿は、幼少期を宇都宮で過ごし、作品に大きな影響を受けている。また、実は、マスコミ関係者がとても多い。SPA、DIMEのデスククラスは栃木出身、CNETにも宇都宮出身者がいる、日本テレビのプロデューサーにもいるほかテレビ関係者に栃木出身が多い。中には通勤している人もいる。意外と世界の表舞台にでる人が多い。
しかし「がつがつ」という意味では、かなり当てはまる。俺が俺が!とうタイプが滅多にいないし、地域社会はそれを美徳とする感がある。ソニー、日立、コジマなど創業者、宮崎監督などは、「俺が!」というよりは、「消費者のため、子供のため」それだけを熱心に働いてきたという印象が強い。
確かに、現在の日本は、そういう謙虚な姿勢より、声が大きい人の方が評価されることの方が多い社会だ。だから、といって下手に「栃木を!栃木を!」と派手なPRをするよりも、木訥(ぼくとつ)に道を歩んできた人たちのことをしっかり伝えていく方が望ましいと感じる。
自治体は、生産量とかメディア露出だけしか見ておらず、また、特産と定義したものの顔を立てるため「牛乳だ!」「いちごだ!」「ジャズだ!」と騒いでいるが、それ以外にも栃木は研究都市なので本田NSX、S-2000や日産GT-Rが栃木産であることや、リーバのアジア研究所、キリン、花王、バンダイの研究所など、世界に飛び立とうとしている人たちの地道な姿勢を買ってほしい。
財団法人栃木県経済同友会が「栃木県地域ブランド全国最下位脱出キャッチフレーズ大募集 」をしていたのだが、なんと4000超の応募があったらしい。
ちなみに、筆者もかなり気合いをいれて応募している。(選ばれないかな〜!)
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