文筆家兼イマジニア 増田(maskin)真樹
小さきものに灯りを

Skip to content
ブログ移転のお知らせ: http://blog.metamix.com に変更となりました。

裁判員制度前に必見『十二人の怒れる男 』 密室の12人が繰り広げる知的興奮

2008年4月24日 17:30 先負 by maskin

[ [ [ 新ブログでこの記事をチェック ] ] ]

17歳の少年が起こした殺人事件に関する陪審員の討論を舞台にした作品。

舞台は、猛暑の中、扇風機すら回らない小さめの会議室で、12人はそこに押し込められ有罪か無罪化の討論を繰り広げる。最悪の環境で、多くの陪審員が手っ取り早く終わらせようと「有罪」を採択するのだが、その中の一人(James Fonda)が「無罪」を主張する。当然残りの11人は「なんで無罪なんだ!?」と怒るわけだ。
しかしながらこの男には確かな疑問がある。「本当に有罪なのか?」という。

ここからの展開の描写が非常に繊細かつリアリティあふれるもので興味深い。12人の意志が絡み合う複雑なシチュエーションに、各人の微妙な心境の変化が影響すると、舞台は瞬きできないほど慌ただしい展開を迎える。登場人物一人一人の態度やふるまいに意味があり、その背景には人生観が垣間見られる。白黒善悪付けられない陪審員の態度は、世の中の有り体を表し、この映画の完成度を限りなく高めている。

関連記事

関連カテゴリー: 関連タグ :

この記事にパワーを与えてください!通りすがりの皆さんのご意見がこのサイトのパワーになりまっす!

1つ星2つ星3つ星4つ星5つ星 (パワー注入お願いします!)

コメントをどうぞ

電子メールは表示/共有されません. *マークの項目は必須です *
*
*

前後の記事

前の記事:
«

次の記事:
»