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2005年01月05日

ヘルニアあれこれ

 昔からヘルニアのことを“脱腸”といいましたが、そのヘルニアの出っ張りの中身は必ずしも腸ではないことをご存じですか?お腹の中にあり腸を取り囲む脂肪であったり、はたまた膀胱であったり、実際手術してみてビックリすることもあります。ヘルニアにはおへその所にできる臍ヘルニア、足の付け根(鼠径部)にできる鼠径ヘルニア、肛門周囲にできる会陰ヘルニア(この表現には問題があるが・・・)があります。
 今日は鼠径ヘルニアの手術がありました。このヘルニアは特に雌犬に多く、成長段階で鼠径輪というヘルニアの根本にあたる穴(ヘルニア孔)のふさがりが悪いことで起こっています。幸いヘルニアの内容は腸ではなく雌犬特有の鞘状突起が主なものであったので大事には至りませんでした。ヘルニアも放置し過ぎると大変なことになります。おかしいなと思ったら診察を受けてみてくださいね。

Posted by nomata at 19:47 | コメント (0) | トラックバック (0)
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