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2004年05月04日

ジェネリック医薬品

 最近、テレビでもこの言葉を耳にすることが多いかと思います。ところで皆さんは“ジェネリック医薬品”とは何かご存じですか?これは同じ成分で同じ効果が望める薬なのですが価格の高いもの(先発品)と安いもの(後発品)が存在します。この安い方の薬を“ジェネリック医薬品”といいます。とは言ってもこの“ジェネリック医薬品”は先発品の特許期限が切れないと発売はされません。この時期犬を飼われている飼い主さんにとって、フィラリア予防薬の価格はやはり気になりますよね。

 フィラリア予防薬にも最近は“ジェネリック医薬品”が見られるようになりました。先発品といわれるものには“ミルベマイシンA”と“カルドメック”さらには“カルドメックチュアブル”というものがあります。それ以外のものは“ジェネリック医薬品”ということになります。フィラリア予防薬の先発品と後発品とでは病院が仕入れる値段も倍以上違います。ということは飼い主さんに提供するにあたっても、値段の設定がだいぶ違ってしまうことはご理解いただけるかと思います。当院でも先発品を使用していますが、これからは少しずつ“ジェネリック医薬品”に移行しても良いかと思っています。シーズン中は毎月飲ませるもの。少しでも安く提供できるのもサービスの1つですよね。

Posted by nomata at 22:46 | コメント (0) | トラックバック (4)
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