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2004年01月11日

正月休みについて思うこと

 1月になり10日が過ぎました。当院は通常通り木曜休みで2日から4日にかけては診療時間を短縮して病院をあけていました。例年通り何件かの初診患者さんがいらっしゃったのだがそのなかでも“重症(あるいは急変することが予測される症状)なものにも関わらずかかりつけの病院にどうしても連絡が取れない”というものがあった。患者さんに聞いてみるとかかりつけは1週間近いお正月休みを取っているとのことでした。

 獣医とはいえ家族もいるでしょうし、もちろん休みも欲しいというのは本音です。規模の大きい病院ならローテーションを組んで年中無休体制を取ることができますが、1〜2人での個人病院では辛いことです。けれども心臓病を抱える高齢の動物やこれからお産が年末年始にかかる可能性のある動物の飼い主さんに対して救急の連絡先くらいは教えてあげるべきではないでしょうか?もし連絡先を教えることができないのなら親しい先生を紹介しておくといった事はできないのでしょうか?
 とはいえ当院も夜間は留守番電話にしてりますし、決して万全の体制ではありません。けれども1週間の休み中まったく電話を受け付けないと言うのはどんなものか?と思うお正月でした。

Posted by nomata at 19:00 | コメント (1) | トラックバック (0)
コメント

猫の咳でいつもお世話になっています。
今日初めてこのホームページを拝見しました。
病院日誌を読んでいて特にこの「正月休みについて思うこと」
というページに同感です。
以前飼っていた犬の具合が悪くなった時、紹介されて行った病院はその日が休診でした。その上夏休みも兼ねてそのまま3日ほどの連続休暇で、何度お電話しても留守で、、。
紹介していただいた手前他の病院にかかる事も出来ず、、犬とともに不安な数日を過ごした事を覚えています。そこの病院にも「緊急の場合はお電話下さい」とあったのに、結局はその休み中一度も連絡が取れませんでした。
ですから先生の所へ初めて伺った時に、先生からのお話で「具合が悪い時は必ずお電話ください。留守電になっていても必ずお返事いたします。」とおっしゃっていただいた時は本当に心から安心できました。
人間もそうですが、どういう訳か休診日や夜中に具合が悪くなる事が多いのです。その時にどれほどの不安を覚えるか、、だからそういう時に診ていただけたらどれほどありがたいか、。
何も喋れない犬や猫の気持ちになって、いち早くその異変に気がついてあげられる飼い主になりたいし、もし具合が悪くなったら信頼できるお医者様に診ていただきたい。小さいけれど大切なかけがえのない命なのです。
うちの猫の咳もなかなか厄介なのでお手数をかけますが、先生におまかせしますので、どうぞこれからもよろしくお願い致します。

Posted by: 佐藤美保 at 2004年01月24日 11:51
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