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2004年04月09日

獣医と飼い主の役割

 飼い主の皆さんにとって獣医さんってどんな役割をしていますか?“ペットの健康管理をしてくれる”とか“病気を治してくれる”など人それぞれ異なってきますよね。けれども本当に病気に付き合って、治すことができるのは飼い主さんだと思います。これは決して飼い主さんに責任を転嫁しているのではありません。院内でのことは獣医の目は届きますが、退院してからの自宅での管理(例えば、お薬を飲ませたり、運動制限したり)はやはり飼い主さんがある程度、指示通りにして頂けなければ治癒にも時間がかかったりひどくしてしまう可能性があります。
 私が思っている獣医としての役割は、少しでも早く速やかに治癒できるようなアドバイスしてあげることだと思っています。決して注射や薬だけが病気を治してくれるものばかりだとは思っていません。ほんとに病気を治すことができるのは、飼い主さんの情熱なんじゃないかな?なんて思っています。

Posted by nomata at 21:09 | コメント (0) | トラックバック (0)
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