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2004年04月14日

お産に対しての心得

 一昔前までは、“犬のお産は安産”と思われていました。ですから犬の帝王切開なんていうと驚かれる方がいるくらいですが、これだけ犬の種類が増えると安産できる犬種ばかりではないのです。さらには小さい雌犬に大きな雄犬を交配させれば大きな胎児に育つ可能性は充分あり、今まで自然分娩できた子でも難産になってしまうかも知れません。
 そこで飼い主さんに知っておいて欲しいことを伝えたいと思います。まず交配してしまった可能性があったら、交配後35日過ぎに動物病院で超音波の検査をしてみてください。もし新しい命を授かっていたのなら次はレントゲンです。交配後45日を過ぎるとレントゲンはお腹の中に何匹入っているのか?自然に産めるのか?ということがわかります。帝王切開の可能性があったなら、おかかりの獣医さんと連絡を密に取れるようにしておきましょう。お産を焦らず迎えるコツですよ!

Posted by nomata at 19:08 | コメント (0) | トラックバック (0)
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