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2004年05月11日

理想的な手術室を目指して

 ヒトの病院では手術室というと完全な無菌状態が保たれ、他の人は別室モニターで経過を観察するようです。(この前までフジテレビで放映していた“白い巨塔”でもこのような場面がありました。)ところが獣医医療ではまだまだ“手術室兼レントゲン室”という病院が多いようです。もちろん予算やスペース的な問題などありますが,やはり外科を標榜して開業するものとして手術室は手術時のみに使いたいものです。以前勤務していた、みなとよこはま動物病院(永岡犬猫病院)では整形外科が多いこともありますが、手術室は陰圧に保たれ人の病院にも引けを取らない立派な手術室を完備していました。そのようなところで勤務していると自ずと“自分の病院でもそうしなくては!”と思うものです。
 当院の手術室もまだまだ理想的な手術室とは言えませんが、手術のみに使える部屋を設けることができたことは恵まれているなぁ!と思っています。これからもさらに清潔で安全に手術ができる手術室(もちろん技術も)を目指して行かねばと思っています。

Posted by nomata at 11:56 | コメント (0) | トラックバック (0)
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