TOP > 病院日誌


2004年07月02日

梅雨はどこへ?

 7月です。夏本番ですが、やはりこのように暑い時期には熱射病(熱中症)に気をつけなければなりません。毎年2〜3頭は熱射病で命を落としてしまうことがあるくらいこの病気は怖いんです。どうして命を落としてしまうか?ほとんどが発見時には高熱によって脳あるいは体内臓器に大きなダメージをうけているために手のつけようがなくなっているのです。
 とにかく熱射病は予防するしかありません。外につないで飼われているワンちゃんでは必ず日陰に逃げ込めるような所をつくっておいてあげること、必ず水を飲める所があるということが最低条件です。室内だからといって安心はできません。締め切った状態の室内はかえって屋外より危険な場合があります。お出かけの際には必ず空調を24〜26度くらいにしておいてあげてください。もちろん水も飲めるようにしておかねばなりません。夏は始まったばかりです。安全で快適な夏を過ごさせてあげましょうね!

Posted by nomata at 20:16 | コメント (0) | トラックバック (0)
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?






のまた犬猫病院 〒320-0027 栃木県宇都宮市塙田5−1−3 TEL/FAX:028-622-7785


Syndicate this site (XML)