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2004年11月02日

麻酔に対しての意識

 人が手術するというということになると、年齢によっても異なりますが様々な検査が行われます。これは事前に体の状態を観察するということでもありますが、万が一起こりうる事故の可能性を察知するということでもあります。それと比較すると動物に対しての手術(麻酔)に対しての認識はあまり高くないのが現実ではないでしょうか?あまり怖がらせるようなことを書いてしまうと麻酔をかけることに対して臆病になりすぎてしまう方も増えてしまいそうですが、体の仕組みは人も犬も猫もほとんど変わりがありません。それなりの検査をし適切な麻酔を選択するためには準備が必要です。
 今でも当日おなかいっぱい朝食を食べた状態で、“今日、手術してください!”と来院される飼い主さんがいらっしゃいます。一般の方が麻酔について分からないのは当然ですが、せめて事前に電話を1本かけてもらえることを望みます。

Posted by nomata at 22:17 | コメント (2) | トラックバック (0)
コメント

我が家には前の方が飼えなくなったチワワが居るのですが(5歳でオス)停留睾丸のようなのですが・・・1つしか付いていないですし中に小さなボールの様なものが入ってます(これは脂肪の場合もあるのですか?)5歳の年齢的に手術が怖いのですが・・・若い方が良いと聞くので・・・5歳でもそんなに問題はないでしょうか?

Posted by: うう at 2005年01月08日 10:48

まだ5歳ならばまず心配はないかと思います。術前検査を受けてなるべく早めに手術を受けられることをおすすめします。

Posted by: nomata at 2005年01月08日 21:16
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