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2003年10月14日

コップの水

 犬猫が病気になって病院に来院されるまでの状態を自分は“コップの水”に例えて説明させていただいています。どういうことかというと、毎日生活を送っていく上でコップのなかに1滴ずつ水が溜まっていくとします。10年近く生活してくると人間で言えば60歳くらいに相当するのですがそのころにはコップの中の水もあふれるかあふれないか位になっている場合もあります。人ではコップの水があふれ出す前に病院へ行くところでしょうし、人間ドックに入った事がある方では何かしら健康に注意を払っていることでしょう。けれども犬猫の場合では多少の無理がきいてしまいますので病院にたどり着くまでにはコップの水はあふれ出し、大洪水を起こしていることがほとんどです。
 皆さん、大切なペットのコップの水があふれ出す前に日頃の健康状態(食欲・排便排尿)をcheck!してあげてくださいね。

Posted by nomata at 21:37 | コメント (0) | トラックバック (0)
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